将来の夢を具体化していくために

【教諭】
進路を決定したのはいつですか？

【卒業生】
決めたのは２年生の終わり頃です。私は日本語教師になりたいと思っているのですが、今の大学で日本語教育学が学べるのを知って決めました。

【教諭】
希望が叶って良かったですよね。古川さんはもう志望校は決まっていますか？

【在校生】
はい。中学校の理科の教師になりたいので、群馬大学教育学部を目指しています。推薦の小論文は、やはり数をこなした方がいいのでしょうか。

【卒業生】
私は小論文を一生懸命やった方だとは思うのですが、それでも最終的にもう少しやりたかった、と思うところがあるので早めからやった方がいいですね。

【教諭】
小論文は型が重要で、料理のレシピのように型を身につけてしまえば後はそれぞれの材料で１つの料理に仕上げていくようなものですよね。

【卒業生】
はい。元々私は型が苦手だったので、自分なりにアレンジしてまずは自分の型を決めました。たくさん書いていると身についてそれでしっかり書けるようになります。

【教諭】
そうですね。体が作り方を覚えている。きっちり量らなくてもパパッと美味しい料理ができてしまう。それが身につくまでには時間がかかるし、だからこそ小論文は大事なんですね。

【在校生】
授業で今やっているところなのですが、ちょっと焦ってきました。

【卒業生】
今からでも大丈夫ですよ。とにかく数をたくさんやることだと思います。

親切な進路指導

【教諭】
商大附の進路指導の特徴としては、とにかく面倒見が良い。面倒見が良すぎてそれが少し弱さに繋がる所があるのではないかと思うほど。だから校内での勉強だけでなく、公開模試や県外の予備校で夏期講習などを受けるのもいいですよね。

【卒業生】
先生方には本当につきっきりで見ていただいたので、先生に頼りすぎていた部分もあったと思います。なので自分から勉強法などについて積極的に質問したり、先生のいない土日には図書館で勉強したりしました。

【在校生】
今までは授業を聞いて、教科書を見ていれば勉強できていたつもりだったので、休日に長時間勉強したことはありませんでした。でも今思うのは、とにかく時間が足りないということですね。
大学受験まで１年、今からでも、帰ってすぐやろうと思いました。

【卒業生】
先生方に助けてもらえる部分がたくさんあるので、先生を頼ってください。あとは自信をつけるためには練習しかないので「自分はこれだけやった」と言えるくらいまでやれば本番で緊張が減ると思います。是非頑張ってください。

【教諭】
入試は集団でお互いにどこを走っているか分からないまま走り続けなければいけないレースで、止まったら追い抜かれてしまう。見えていないから不安だと思いますが、たくさんの人が通る道だし、どうしたら上手く走れるか自分自身で考えることが必要ですよね。自分の将来のビジョンをしっかり持って、そのためには何が必要かを考えてほしいです。自分のやりたいことがあればそれに応える態勢が商大附にはあるので安心してください。